Column
個人・小規模事業者のオンライン化・ホームページ開設を後押し。
「持続化補助金」を調べてみました
コロナ関連の給付金が色々出ていますが
その中で、ホームページ制作費に使える補助金があったようでしたので
こちらの記事でご紹介いたします!
ホームページをしっかり作り込もうと思うと
数十万円~百万円を超えることもあります。
私も一個人事業主の立場ですのでよくわかるのですが、
特に、個人事業主や小規模事業者の方にとって大抵は
それだけのまとまったお金って、簡単に投資できる金額ではありませんよね。
今回この機に!と思っていらっしゃって、要件に当てはまる方は
思い切ってオンライン化に踏み切るきっかけになるかもしれません。
ホームページ制作業者ということもあり、
いくらくらい支給されるのか、どのような方が対象者なのか調べてみましたので
概要を共有させていただきます。
※以下の内容は2020年7月現在のものです。
また、個人で調べた情報ですので、最新かつ正確な情報は
商工会議所や行政の情報をご覧いただけますようお願い申し上げます。
持続化補助金とは
今回、ホームページの制作費など
オンライン化に関する経費に充てられる補助金は
「持続化補助金」というものです。
持続化「給付金」ではないの?
ちなみに持続化「給付金」は、
昨年よりも売り上げが減ってしまった事業者に対する給付金で
対象者も申請先も異なります。
概要のチラシはこちら
概要のチラシはこちら↓で
主にオンラインでの販路拡大を後押しています。
元のPDFを詳しく閲覧されたい方は
こちらのページからご覧いただけます。(2枚目もあります)
説明動画がわかりやすかった
ちなみに東京商工会議所のサイトは説明動画があり、
ややこしい文字で読むよりも、わかりやすかったです。
こういうところこそ、オンラインのいいところですよね。
補助金の対象者
ちょっと判断が難しそうに書いてはありますが
サービスをオンライン化したり、
コロナ対策として新しい形態にする事業が対象だそうです。
つまり、コロナ対策やオンライン化の一環としての使途を
想定しているということですね。
ホームページ制作もまさにそうですが、
新しく作る以外に、リニューアルでも良いようです!
小規模事業者とは
今回で言う「小規模事業者」は、
常勤の従業員が5名または20名以下だそうで
医療法人や一般社団法人などは対象外となっています。
業種や内容は様々
たとえば、飲食店がデリバリーやネット注文を始めたり、
音楽家がオンライン配信を始めたり、
アパレルショップがネット通販を始めたりでしょうか。
これまで対面で対応されていたカウンセラーさんやセラピストさんが
オンライン配信や、ZOOM相談を始めたり、
既存のスペースにパーテーションを設けるなど
業態を変えなくとも、新しい販路や、感染対策を施すという事例も当てはまりそうです。
詳しくは商工会議所のサイトをご覧いただけたらと思いますが、
実際に補助金申請が承認された事業者さんの例が具体的で参考になりそうですね。
→採択者一覧
補助内容と補助金
上限額は50万円または100万円。
補助金なので返済義務や利子などはなく、2/3または3/4が上限になっています。
つまり、75万円または134万円の設備投資などをすると
上限いっぱいまで補助金を申請することになります。
審査が通るかはさておきですが、けっこうすごいですよね。
ちなみに業種によってはさらに上限額が上乗せされるパターンもあります。
「自分はどこに当てはまって、上限いくらの支給対象か」というのは
チャートシートがわかりやすいです。
ホームページ制作の価格帯とも一致する
ちなみに、上限額いっぱい支給されるかは別だと思いますが
50万~100万円という予算プラス、1/3~1/4の自己資金としますと
上限額を申請した際のご予算総額は75万~134万円。
よほど高機能なホームページでない限り、
小規模事業者様のホームページを制作するとなりますと
上記のご予算内で概ねカバーできる価格帯です。
※あくまで当方でお作りした場合です。制作会社によって価格帯は異なります。
また、内容やボリュームによってはご予算を越える可能性もゼロではございません。
先ほどのピンク色のチラシにも「ホームページ」と明記していますし
ホームページまわりを想定した補助金なのでしょうかね。
メニュー刷新、販促物一式揃えるタイミングとしてもベスト
もっと言うと、ホームページを作るタイミングでメニューなどを刷新し、
せっかくならチラシやパンフレットなど
一式抱き合わせで発注してしまうということもできますね。
同じ業者さんにまとめて発注してしまえば
バラバラに発注されるよりも、やりとりもラクになりますし
デザインにも統一感が出ますので個人的にはかなりオススメです。
注意点
私がざっくり調べたところでではありますが、
注意点と思ったのは以下の内容です。
- 給付金は後払い
給付金が支給されるのは
お支払や納品などが全て完了してからのため、
一度はご自身で資金調達をする必要があるようです。 - これまで行っていた事業の延長ではなく、
新しい販路や取り組みの要素を含む必要がある
(例:元から通販をやっていたら対象外)
特に、前者は給付金を申請される状況の方にとっては
キャッシュフロー的にけっこう大変じゃないかと個人的には思いますが…
ホームページは完成までの数ヶ月を見越して
ちなみに、ホームページはスムーズに制作が進んだとしても
完成するまでにおおよそ1~2ヶ月ほどかかります。
(サイトの規模やページ数、機能面にもよります)
給付金の申請は、ホームページが完成してから。
つまり、給付金を受け取れるのは、ホームページを発注してから数か月後になります。
ご依頼が立て込んでいたり、修正やご要望の追加が重なったりしますと
もう少し制作が長期化する可能性もありますので
スケジュールにはゆとりをもってお申し込み下さいね。
持続化補助金の申請方法
申請手順が少し複雑なようで
わたしも理解できているのか微妙なのですが
事業計画を提出する必要もあり、少し手間はかかりそうです。
実際に納品されて運用された様子がわかるよう
給付後に報告書の提出も義務付けられています。
窓口は商工会議所
申し込みの窓口は、管轄の商工会議所。
全国の商工会議所は、こちらから探していただけます。
もっと詳しい公募要領や申請書類は
商工会議所のこちらのページをご覧ください。
Mond Brandでご対応可能なメニュー
ちなみに今回の補助内容の中でMond Brandで対応可能な内容は
ホームページ制作はもちろんですが
- チラシ・メニューブックの制作
- ブランディング支援
- WEB広告運用
などもご相談可能です。
当方の事業はビジュアル面からの販促支援ですので
それこそ、WEBとパンフレットなど紙ものをまとめて作ることも可能です!
よろしければご相談くださいね。
※以上の内容は2020年7月現在のものです。
あくまで個人で調べた情報の共有ですので、内容の正確性は保証いたしかねます。
最新かつ正確な情報は商工会議所や行政の情報をご覧いただけますようお願い申し上げます。
ハブとしてホームページを役立てる
Mond Brandではネットショップ制作は承っておりませんが(申し訳ありません…)
例えば、ネット通販に誘導するためのホームページやブログをお作りしたり
デリバリー用のポスティングチラシをお作りしたりと
販促の「ハブ」となるものをお作りする、という面では
お力になれるかと思っております。
とはいえ、外出自粛などで事業生命を大きく脅かされてしまった事業者様
新しい試みどころじゃない事業者様も、決して少なくはないでしょう。
投資に慎重にならざるを得ない時期ですので
やみくもにおすすめすることはしたくありませんが、
WEBは劣化も消耗も疲労もしない、長期的にはコスパの良い投資と言えます。
そろそろWEBをご活用されたいとお考えの方にとっては
後押ししてくれるものがあるこの機会に、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
※ Mond Brandは法律の専門家ではございませんので
給付金関連の詳しいご質問や手続き代行はいたしかねます。
最寄りの商工会議所にまたは商工会議所ホームページでご確認願います。
参考:どのようなホームページを作ったらよいか
イメージが沸かない方へ
規模や予算感のイメージが沸きにくい…という方へ
簡単なセルフチェックページをご用意しておりますので
よろしければご利用ください。