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【副業・複業】肩書きや仕事が複数ある場合
名刺はどう使い分ける?パターン別にご紹介。

漫画やアニメのヒーロー・ヒロインって
普段の姿は普通の学生やサラリーマンだったりする設定が、実は多いです。

普段はごく普通の学生を装っているけど、
事件があると「別の顔」になり、現場に出向く。

ギャップがかっこいいですよね。
わたしもどこか、そんなあり方に憧れて独立したのかもしれません。

隠す?どちらも紹介する?
本業と副業の顔の使い分け

ところで、複数の事業をしている人や
普段は本業があるけど別のお仕事をしている人は、
どのように自己紹介されていますか?

身バレしないように、本業と別の顔を使い分けている
というのは昔からよくありますが、
「この仕事がメインだけど、もう一つの仕事も知ってほしい」
「今後のお付き合いを考えると、どちらの顔を紹介するのがいいか、いつも迷う」
という方も、最近では少なくないのではないでしょうか。

わたし自身も、複数の切り口で活動しておりますので
迷う場面はよくあります。

しかし、限られた時間であれもこれもやっていますと説明するのは大変ですし
一度しか会ったことのない人に、どの切り口からアピールするのがベストかって、難しいですよね。

そこで、自己紹介の場面でよく使われるのが名刺。
どのように名刺を使えば自己紹介を有効なものにできるのか、
シチュエーションごとに考えてみたいと思います。

顔を使い分けたい方は
複数の名刺を使い分けるのがおすすめ

本業と副業で身バレしたくない、
身バレ防止のために雅号(ペンネーム)で活動している方は
名刺を使い分けましょう。

デザインもがらりと変えてしまえば
自然と、気分も切り替わります。

業種ごとではなく
渡す相手ごとに変えるのもGOOD

または、取引先や委託先とお客様でも
伝えたい内容や見せたいキャラクターが異なってくることもあるでしょう。

例えば、エンタメ系や服飾・美容系の場合、
お客さん向けには華やかさやキャラクターを魅せたいけれど
それを業者さんや取引先に出すと、ふざけた印象やチャラついた印象を持たれてしまうこともあるかもしれません。
かといって、間をとって中間くらいのイメージを出すのがベストかというと、
どちらにもいまひとつ刺さらず逆効果であったり。

このようなケースでは
業者さん用には、信頼していただき正確に情報を伝えるための、真面目な名刺、
お客さん用には、目を引き楽しんでいただけるような、フライヤー寄りの名刺
という感じで分けるのもおすすめです。

あるいは、学校や塾、スクールの先生の場合は
生徒さん用と、同業者さん・取引先用で使い分けるなども考えられますね。

名刺を使い分けるなんて大げさなようにも感じますが、
こうして例を挙げて考えてみると、
渡す相手によって伝えたい内容が異なるのは、ごく自然なこととも言えます。

デメリットは機会損失

複数枚の名刺を使い分けるデメリットは、2つ作るためのコストもそうですが、
2種類を持ち歩いて使い分ける煩雑さでしょうか。

自己紹介の場面で「どちらの名刺を渡そうかな…」と一瞬判断に迷ったり
話しているうちに、渡していないほうの活動に興味を持ってくれそうな人だとわかった場合は
かえって機会損失になる可能性も少なからずあります。
(話の流れで「実は別のこともしていまして…」と伝えればいいのですが、後出し感がありますし、苦笑
そもそも、次にまた会話をする機会すら訪れない場合もあるかもしれません。)

そういう意味では、名刺を使い分けるためには
初対面である程度相手を見極める判断力も必要になりそうです。

2枚渡すのはあまりスマートではない

ちなみに、2枚とも渡す、という考えもありますが
よほどあなたに深い興味を持ってくれた相手でもない限りは、あまりスマートではない気もします。
受け取り手の立場だと、「えっ、2枚ももらっても…」と困惑というか
押し付けがましく感じられてしまうかもしれません。

それであれば、後述するように1枚に集約したほうがよいですし、
どうしても2枚とも渡してアピールしたいのであれば
表裏や二つ折りにして1枚の名刺にまとめた方が、名刺を保管する貰い手にとっては親切です。

広く知ってもらいたいなら
1枚の名刺にまとめる

名刺を使い分けるのに対して、
1枚の名刺に肩書きや業種を集約させるのは
どの活動内容もすべて知ってもらいたい方はもちろんのこと、
目の前の相手と、この先どのような関わり方ができるかが読みにくい場合にも有効です。

ご自身が一つではなく色々なことをされているのと同様に、
相手もまた、あなたの知らないところで「別の顔」や特技、意外な人脈を持っている可能性も少なくありません。

そうした機会を取りこぼさないためには
1枚にすべてを集約するほうがより確実です。

デメリットは
どれも中途半端な人と思われるリスク

デメリットは、限られた紙面の中で複数の内容を紹介するため
情報を絞らなければいけないことでしょうか。

大したことのない肩書きや趣味、相手に何のメリットももたらさないプチ資格まで
なんでもごちゃごちゃ載せてしまうのは、かえって
「自分には何もないので苦し紛れにかき集めました!」と主張しているのと同じで
無駄に品格を落とす行為です。

また、場合によっては
「色々手をつけて落ち着きのない、どっちつかずの人」
という印象を与えてしまいかねなかったり
「なんか色々やっているんだな」と、どれもいまいち刺さりにくくなる可能性もあります。

読みやすい情報量に絞ろう

情報量は、少ないほど目に留めてもらいやすく
文字を詰め込めば詰め込むほど、可読性を損ない相手の読む意欲を奪います。
(小さくびっっしり敷き詰められた文字は読みたくありませんよね?)
載せる内容は、聞かれた時に実績を挙げられるようなものにするなど
本当に伝えたい内容だけに絞って精査しましょう。

大切なのは、情報を名刺に全て載せきることではなく、
受け取り手が読みやすいか、読みたくなるかどうかです。
興味のある方にはホームページやSNSに来ていただき
さらに詳しい情報をじっくり見ていただく、という
いわゆる「詳しくはWEBで」の動線も大切です。

URLおまとめページも便利

URLやQRコードを載せることが考えられますが
どうしてもいくつも載せてしまうと、
お客さんは「どれを見たらいい?」と迷ってしまいがちですし
見た目的にも、紙面がQRコードに占拠されてしまい、あまり美しくありません。

そのような場合は、Linktreeなど、URLを一つにまとめたページを設けて
一度、そちらのページにアクセスしていただくというのも一つのアイデアです。

「で、結局何してる人?」活動をまとめて紹介できる「Linktree」が便利だった!

「で、どれがメインなの?」は聞かれる

また、複業が当たり前になった時代とはいえ、
世の中全ての人が何でもかんでもやりたい人ばかりではなく
一つの本業や肩書きにコミットする方がまだまだスタンダードではあります。

「結局、どれがメインなの?」と聞かれる機会も多いですので
ある程度そのような場面を想定しておくとよいですよ。

まとめ:渡す場面に合った使い分けを

名刺の使い分け方をまとめると、

  • 一つの肩書きに絞って伝える
  • 色々やっていることを広く浅く知ってもらう

というパターンに大きく分けられます。

どちらが良いとかおすすめというのは、ご用途によりますので一概には言えませんが
分けるかまとめるかのどちらにするかによっても、名刺の構成や魅せ方は変わってきますので
実際に名刺を渡すシチュエーションを想像して、ご自身にはどちらがしっくりくるか、お考えになられてみてはいかがでしょうか。

一人一肩書きの時代から、
複数の事業や活動をすることが珍しくなくなった今、
自己紹介のあり方も変えていく必要があるように強く感じています。

言い換えると、
一人の出会いでも、複数のつながり方ができる可能性があるということでもあり
その選択肢や可能性を無駄にせず、有効に活かすための方法を
デザイナーとして、複業家として、日々考えているのでした。

あなたはご自身の持っているスキルや肩書を
お相手に伝えられていますか?
デジタル時代の今でも、名刺という小さな紙は、自己紹介の補完となってくれますし
むしろ、情報が溢れて忘れ去られがちなデジタル時代だからこそ、
相手の手元に物理的に残してもらえるものは貴重です。

だからこそ、名刺をお持ちになられるのであれば、有効に使いたいところですね。
お困りの方は、情報の伝え方や魅せ方からアドバイスいたしますので
どうぞご相談くださいね。

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