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いつの時代もなくならない
嘘・パクリ・誇大表現に騙されないための
予防策・見分けるコツはあるのか

いつの時代もなくならないのが

  • 偽装表記
  • 誇大表現
  • 経歴詐称

という、いわゆる嘘やパクリの表記表現

特に、インターネットから情報にアクセスするようになって
文章や写真など、画面の情報のみから情報を吟味しなければいけないうえ
色々な情報が溢れかえっていて、判断がとても難しいですよね。

私自身も、騙されて、とまでは言いませんが
期待を膨らませて買った商品や受けたサービスが
実際に手に取ったり体験してみると、中身が伴っていなかったり
想像していたものと違って拍子抜けした経験は何度もありますし

自分の見る目のなさを呪ったこともありますが
そういう人に限って、うまく見せるのが上手なんですよねぇ‥

おそらく、これを読んで下さっている方も
これまでの人生で一度や二度はそういったご経験は
少なからずあるのではないでしょうか。

騙された!失敗した!を未然に防ぐために
見分けるポイントはあるか

これを読んで下さっている方は
そんなことを企んでいる方ではないでしょうが
それでも、消費者側として
「失敗した!」という思いはしたくないですよね。

では、そういった「ニセモノ」を掴まされないような、
事実無根の「ウソ」の表現を見抜くコツはあるのでしょうか。

今日はそのことについて
私なりに考えてみたいと思います。

飾ること・盛ることと
嘘をつくことは似て非なるもの

私自身も、魅せ方や表現をお手伝いするお仕事をする身として
そうならないように、と日々身を引き締めていますが

  • すでにあるものに脚色を加えて「盛る」こと
  • ないものをあると表記・標榜し「偽装」すること

これらは似ているようで、完全に異なるものです。

盛るのは時には必要

まず前提として
完全にありのままでの正直商売というのは、
現実として非常に難しいもの。

光沢やCGエフェクトを入れたり、
アーティストが華やかな服装やスポットライトを纏うのもそうですが、
既にあるものを脚色して演出したり、100のものを120に見せる
つまり、適度に「盛る」ことは悪いことではなく、時に必要なことであるのは
なんとなくおわかりいただけるのではないでしょうか。

そうすることで商品やサービスの魅力や
購入するメリットが十分に伝わるのであれば
売る側にとっても買う側にとってもプラスになりますし
むしろ、それは消費者の方に対する親切ともいえます。

本来の目的は
購入後をイメージしてもらうこと

盛ること・魅せることの本来の目的は
それを買った後のイメージを明確にして
お客さんに夢や希望を抱いてもらうことです。

つまり、デザインやキャッチコピーというのは

  • (買う前の)現在
  • (買った後の)未来

を、「橋渡し」しているにすぎません。

「想像と違った」は橋渡しを全うしていない

それに対して、
過度に期待を持たせておいて
実際は期待以下の品質のものを提供する、というのは
目的地が想像以上に残念な場所だったという、
橋渡しどころか、目的地でない所で降ろされるようなもの。

買った途端に夢が打ち砕かれてしまっては本末転倒ですよね。

魅せるは相手のため、
ウソを誇張するのは自分のため

以上からおわかりいただけるように、
魅せることと嘘をつくことの決定的な違いは

  • 消費者の方に購入後をイメージしてもらいやすくする
  • 買ってもらうために期待を過度に吊り上げる

やっていることは似ているように見えても
その目的は全く違いますよね。

「売れればオッケー」と利益に目がくらんでいたり
自分を良く見せることだけに傾倒している売り手は、
いずれにしても自分本位な考えが独り歩きしていて
買い手へに対する視点が抜け落ちています。

つまり、相手を欺いてまで自分だけが得しようとしているわけですから、
たとえ表面上は良いことを言っていたとしても、
どこかにその自分至上主義的な視点が見え隠れしているはずです。

そのうちの一つとして
「自分の自慢」が多いと感じるものは
ちょっと要注意とわたしは思います。

あからさまな自慢は滅多に見かけませんが、
社長のプロフィールや会社のストーリーなどの「自分語り」が異常に長かったり
または、肩書きや受賞歴などのステータスが必要以上に強調されていたり
逆に、そういった情報が全くないのも不自然かもしれませんね。

他人を押しのけて自己主張していないか

どこからが自慢で、
どこからが適切な実績紹介・自己紹介なのかは
読み手のあなたが「この人(会社)、なんか自慢っぽくてイヤだな」と
純粋に感じた直感があながち間違っていないと思います。

なぜなら、読み手に不快感を感じさせてまで
他人を押しのけて自己主張するという
その行動自体が全てで、その人の本音が現れてしまっているからです。

消費者が知りたい情報を「隠す・出し惜しみする」も然りですね。

ステータス自体は相手を幸せにしない

たしかに自己紹介や実績の表記はある程度必要ではあるものの
自慢話やその人のステータスや実績自体は
お客様を直接幸せにする要素ではありません

ステータスや歴史はあくまで過去のもの。
過去に固執しているより、未来に目を向けている人のほうが
良いものを提供する努力をしてくれそうな気がしませんか?

逆に、これはあくまで自論ですが、
ステータスがあっても人を幸せにできない人はいるし
極論、実績や経験が少なかったとしても
今この瞬間、目の前の人を幸せにしているなら
それでいい、とすら思うのです。

相手の幸せに目を向けられているか

もうひとつの判断基準は
「目の前の一人が見えているか」です。

たった一人に響いたことがあるか

心を込めて良いサービスをしているのであれば
そしてその品質が良ければ、

どんなに忙しかろうと、
お客様と直接会わない業種であろうと
あんまりお客様が多くなかろうと
一人くらい、心に残るお客様からの言葉や反応、
エピソードがあるのではないかと思うのです。

それはお客様側からも然りで
どんなにちょっとした日用品であったとしても
売り手の人間性が見えないモノであっても

一人くらいには
感動が心の奥深くまで刺さっているはずです。

数の前に、「深さ」があるか

人って、感動したら誰かに言いたくなるもの。
(逆も然りですね)

つまり、お客様からのクチコミやご感想、
お仕事場でのエピソードなどが生じるのは
必然と言っても過言ではありません。

そういった、「個」が見えるような具体的な体験談やご感想、
エピソードに対してのコメントは
オーナーの人柄を判断しやすい一つの材料です。

喜びの循環にするか、
集客の道具にするか

もしこれが利益至上主義の誇張表現であれば
それを買ったお客様が幸せになったかどうかはお構いなし、
あるいは「自分の実績」としてしか見ていないことでしょう。

お客様からのフィードバックを心から喜んでいるか
さらなる集客の「道具」として扱っているのか…
文章や発信内容からこうした片鱗が読み取れると、
自ずとどう判断すべきかが見えてくるかもしれませんね。

繁栄は目の前の一人から

私自身も、実績が少なかった頃や自信を無くしてしまいそうな時は
とにかく「目の前の一人」に真剣になると言い聞かせてきましたし、
たった一人のお客様の反応やお言葉を励みにさせていただいていました。

今でも変わらず、その信念を心に抱いています。

結論:購入を先取り体験してもらうための
適切な魅せ方を

ということで、今回はあくまで私個人の
一つの判断基準をご紹介させていただきましたが

消費者様の期待を裏切らないように、
希望という名の利益をいただいてふさわしいように、
商品やサービスの質を磨くのがオーナーの努め。

消費者の方に希望を持ってもらうための
橋渡しとしてのブランディングでありたいし
その、ほどよい緊張感があってこそ
お商売が成り立つのではと思うのでした。

売る側としてはもちろん、
ご自身が買い手になった時の一つの判断基準になれば幸いです。

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